2009年12月05日

WOLのルーター越え。おまけの解決方法

WOLマジックパケットのルーター越えを可能にする3つの方法の続き、おまけの4つめ

4)ルーターのARPテーブルが、PCの電源が切れていても変更または消去されないような設定を行う。(可能であれば)
この方法は、ルーターの仕様に大きく依存します。ルーターがWOL未対応で、設定で対応させることもできない場合のおまけとしての対処法です。あまりお勧めではありません。

理由は、機能的に可能であってもルーターの機種によって設定方法が大きく変わってくるところや、新たな端末追加の際に設定がずれてしまう恐れがあることなどです。

実際の設定はルーターによって大きく異なりますので、ここでは概念だけを紹介します。

本来、マジックパケットはブロードキャストアドレス(例、192.168.1.255)宛てに送信されますので、例えばあなたのうちのパソコンのIPアドレスが、192.168.1.100/24だとすると、マジックパケットは、192.168.1.***、同一ネットワークのすべての端末に送信されます。

マジックパケットの中身は、大まかに言えば電源を入れたいパソコンのMACアドレスが16回連続している内容です。

各端末のネットワークカードが、届いたマジックパケットの中身の電源オン対象MACアドレスと自身のMACアドレスを照合するわけです。一致で電源オンです。

マジックパケットのルーター越えにおいて、ルーターでの障害とはブロードキャストアドレス宛てにポートフォワーディングが許可されていないことです。

あらかじめ、電源オン対象のパソコンのIPアドレスが固定されている場合、そのパソコンに直接ポートフォワーディングの設定を施すことで、マジックパケットをピンポイントで送信させることが可能な場合があるのです。

ここでの条件が、前述の「ルーターのARPテーブルが、PCの電源が切れていても変更されない及び、長時間消去されない」ことです。

ARPテーブルというのは、マジックパケットの送信に必要なMACアドレスとネットワーク内PCのIPアドレスの対照表です。つまり、MACアドレスとネットワーク内のIPアドレスの対応が消えたり、ずれたりしなければ、ルーターはピンポイントでマジックパケットを転送してくれるのです。

実際の設定は、ルータにより異なりますが、DHCPの設定をいじったりして試してみてください。できるかもしれません。

パソコンがWOL対応でマジックパケットが届きさえすれば、電源は入るので目的は達成されることになります。実は、
arduino WOL Repeaterを作る前は、職場でこの方法を使っていました。ちょっと不具合が出てしまったので「arduino+ethernet shield」にしました。

パソコン、ルーター共にWOL対応であっても不安定なときはあります。長期間旅行で自宅に戻らないときに、一度でもこの不安定があると、以降は遠隔操作ができないことになります。これでは、人の心も不安定になりますね。

心から安心を得たければ、「arduino+ethernet
shield」で簡単に実現できる「WOL Repeater & Switcher」が解決してくれます。

長期間外出のときだけ、これを使うという手もありますね。そしたら、普段は
「arduino+ethernet shield」を他のことに使えます。
posted by love4nature at 01:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 趣味の部屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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